塾長の夏季研修④
「サルノコシカケ」にキノコの強さを見た。
樹海の中にはキノコも。木の子というくらいだから、木にくっついていたり、木の近くにいたりする。サルノコシカケは、木の幹にくっついている。猿の腰掛だから、猿が座れるくらい大きくなる(こともある)。そして、堅い。幹から剝がれない。「こりゃあ、本当に座れるなあ」と感心していると、案内の方が次のように説明してくれた。
この種のキノコは、木材を分解して栄養源としている。「腐朽菌」といい、木を朽ちさせ、しまいには倒してしまうという。そういえば、近くにサルノコシカケが生えている倒木がある。サルノコシカケに倒されたか。木の子って強いなあ!