社会の学習は面白い!
月に一度、予約の本を受け取りに書店に行く。ついでに店内を物色し、おもしろそうな(塾生との話題にできそうな)本を見つけては買っていく。
今回は、昭文社の「(世界の)資源と争奪戦」。日本は、資源のほとんどを輸入に頼る。もちろん、お金を払って買うわけだが、歴史をさかのぼれば、力ずくで手に入れていた時代も・・・・。今でも、そんな国があるとかないとか。
ページをめくると、産油国は中東に多く、かの国々は石油で巨万の富を得ている。ウクライナ侵攻後に西側諸国に経済制裁を受けたロシアは、欧州への天然ガス等の供給を制限した。持つ国に住む人々と持たざる国に住む人々のかけひき。
好むと好まざるとにかかわらず、わたしたち日本人の暮らしは世界の国々とのかかわりの中で成り立っている。偏りある資源を分け合い、世界中の人々が幸せに暮らしていくためにわたしたちにできることはなんだろうか? そんな問いかけをしながら、うちの算数・数学塾は回っていく。