3Dで浮き出る!
学研の図鑑『人体』が新しくなって、今月発売された。新聞の紙面で紹介されていたので、おもしろそうだから買ってみた。写真やイラストを使ってわかりやすく解説してある。加えて、アプリを使ってスマホのカメラを向ければ、3DCGが浮き出してくる(写真参照)。これがなかなかリアルでおもしろい。
人の体のつくりについては、小学4年生で「骨と筋肉」、6年生で「呼吸」「消化と吸収」「血液の循環」「主な臓器」について学習する。そして中学2年生の「生命を維持する働き」へとつながる。この図鑑は、どの段階の子でも興味をもって読めるようにできている。小学生の段階なら、イラストや図を見ながら「へぇ~っ、こんなふうになってるんだ?!」と関心をもてればいいだろう。もちろん、それではテストで点を取れないが、おもしろがって読んでいるうちに多少は覚える。でも、それを強要してしまうと理科が嫌いになるかも・・・。まあ、ほどほどがいいだろう。中学生には、それぞれがどのような機能を持ち、互いにどうかかわっているのかまで興味を深堀してほしい。さて、教室にくる子にどんなふうに紹介しようかな・・・